医学博士を目指す方へ
医学博士を目指す人のためのキャリアプラン
大学院研究科は4年間、臨床腫瘍学の包括的な知識を身につけるとともに、自ら研究テーマを計画・実践することで、がん治療専門医としての重要な科学的、理論的なマインドを鍛えることができます。がんプロフェッショナル養成プランは効率的に知識を習得し、医学博士になるためのコースです。
がんプロフェッショナル養成プラン
 大学院教育の一環として、質の高いがん治療専門医の養成を図ることを目的としていますので、乳腺専門医を目指しながらこのコースを選択することも可能です。
文部科学省の大型プロジェクト「がんプロフェッショナル養成プラン」に千葉大学・筑波大学・埼玉医科大学・茨城県立医療大学のグループが選定されました。
E-ラーニングWEB
E-ラーニングによる受講
 内科、外科、婦人科など専門が異なっていてもE-ラーニングを利用してほとんどの科目を受講するため、診療に忙しくても履修しやすいシステムとなっています。
がんプロフェッショナル
養成プランの内容
1 )Eラーニングによる科目単位の取得
2 )がん研究と学位論文の作成
3 )日本癌治療学会がん認定医に必要な単位取得
エストロゲン応答性転写因子FOXP1は乳癌細胞の増殖ならびに タモキシフェン治療後乳癌患者の5年無再発生存に関与する。
大学院研究科の感想
 私は埼玉医大大学院研究科「がんプロフェッショナル養成プラン」に在籍し、埼玉医大国際医療センター乳腺腫瘍科で通常の臨床業務を行ないながら、ゲノム医学センター遺伝子情報制御部門(井上聡教授)との共同研究(エストロゲン受容体とその機能を制御する関連因子ならびにエストロゲン標的遺伝子の発現制御と機能に関する研究)を行ない、学位を取得しました。
大学院在学中は国際学会で5回の発表機会にも恵まれました。埼玉医大は国際医療センターとゲノム医学センターが併設されており、トランスレーショナルリサーチを行うには最適な環境にあると思います。
18F-フルオロデオキシグルコース ポジトロン エミッション トモグラフィ(FDG PET)の使用により、原発性乳がんが病理学的完全奏効になるための術前化学療法を最適化することが可能となる。
大学院研究科の感想
 卒後6年目に外科専門医を取得した後、今後どのような形でキャリアアップをしたら良いのか考えていたところ、佐伯先生に埼玉医大大学院研究科「がんプロフェッショナル養成プラン」(がんプロ)を紹介していただきました。がんプロでは、部外病院で働きながら、ウェブサイトからオンラインで、埼玉医大のみならず他大学の各分野で一流の専門家の講義を聴講でき、単位を取得できます。
また研究ではFDG-PETの臨床研究を実施しましたが、乳腺腫瘍科の豊富な症例と手術検体に恵まれ、4年間で満足のいく研究成果を残すことができました。
今後は乳腺腫瘍科でさらに代謝イメージングの研究を進めていきたいと思います。