診療科長・教授
習得したい資質・技能
1) エビデンスに基づく治療の実践
2) 治療効果や副作用を適切に予測し対処する能力
3) 治験・臨床試験に必要とされる知識
1) エビデンスに基づく治療の実践
2) 治療効果や副作用を適切に予測し対処する能力
3) 治験・臨床試験に必要とされる知識
乳癌の薬物療法は多様化しており、いつ、どのような患者さんに、どのようなタイミングで使用すべきかなど、最適な適応について知識と研究が求められます。最近はエビデンスに基づく治療選択が求められますが、日々の診療で一人ひとりの患者さんに接する場面では、この患者さんが何を期待して診療を受けているのかということを適切に判断する必要があります。当科ではガイドラインを順守しつつ、がん治療医としての実践的な知識や技能を習得することに力を入れています。
佐伯先生は温厚なお人柄で、患者さんからもとても信頼され、慕われています。手術のみならず、薬物療法や基礎研究の分野においても見識が深く、医局員への指導は大変幅広くなってます。医学的知識の厚さからも皆から愛され尊敬されている素敵なボスです。
副診療科長・教授
習得したい資質・技能
1) 腫瘍の広がり診断と術式を決定する能力
2) 乳房温存手術、乳房切除術、腋窩郭清
3) センチネルリンパ節生検
1) 腫瘍の広がり診断と術式を決定する能力
2) 乳房温存手術、乳房切除術、腋窩郭清
3) センチネルリンパ節生検
外科はチームで仕事をしますのでチームワークが大切ですが、一人ひとりがプロ意識をもって仕事をするようにしたいものです。そのためには自身の日ごろの鍛錬が必要ですし、手術には上手くなるコツのようなものがありますのでそれを伝えるのがわれわれ上に立つものの役目だと思っています。患者さんにとって最もいい治療は何か、本当に優しい手術とはどんな手術かを常に考えながら治療に取り組む姿勢を身に着けて欲しいと思います。
大崎先生は、温厚なお人柄で、外科医としての手術に対するこだわりや熱意は大変なものあり、若手医局員への指導も丁寧かつ綿密です。大崎先生と手術に入るととても勉強になります。
当科は第27回日本乳癌学会学術集会を主催します。
リンク先:http://www.congre.co.jp/jbcs2019/
リンク先:http://www.congre.co.jp/jbcs2019/
毎週行われる医局カンファレンスでは、患者さんの術前評価から術式を決定し、また術後の病理診断から予後リスクを評価し、薬物療法や放射線療法を決定しています。また放射線科医や病理医などの先生方から助言をいただいて、診断・治療にフィードバックしています。
病理診断は、必ず病理診断科の乳腺専門病理医の先生とともに見直しを行います。特に診断の難しいケースや臨床上判断に迷うケースなど、毎週症例を取り上げて、放射線科医、超音波技師さんと一緒に合同カンファレンスで検討します。また平成25年から近隣病院や防衛医科大学校病院病理学教室との画像診断と病理診断を行うカンファレンスを開催しました。
乳腺腫瘍科セミナーでは、乳がんの基礎や臨床の第一線で活躍されている先生方をお招きし、最新の臨床試験の報告や研究成果を講演していただいています。年に数回、国際医療センター内のカンファレンスルームで開催されます。医局員だけでなく、部外の医療関係者も聴講しています。
(*一般の方を対象にしたセミナーではありません。)
第9回 2008.11
聖路加病院 乳腺外科部長 中村清吾 先生
「術前薬物療法の現状と今後の展開」
聖路加病院 乳腺外科部長 中村清吾 先生
「術前薬物療法の現状と今後の展開」
第11回 乳腺腫瘍セミナー 2009.10
Royal Marsden NHS Foundation Trust and Institute of cancer research, London, UK Stephan Johnston, MD「Latest Treatment Option for HER2 Positive Breast Cancer」
第20回 乳腺腫瘍セミナー 2011.2
川崎医科大学 乳腺甲状腺外科学教授 園尾博司 先生
「乳がんホルモン療法~閉経前を中心に」
川崎医科大学 乳腺甲状腺外科学教授 園尾博司 先生
「乳がんホルモン療法~閉経前を中心に」
第26回 乳腺腫瘍セミナー 2011.12
カリフォルニア大学ベックマンレーザー研究所
Bruce Tromberg, PhD
一般外科および乳腺外科の臨床経験を積むため、医局員は関連病院へ出向しています。
- 丸山記念病院外科
- 青梅市立総合病院外科
- 東京共済病院乳腺科
- 慈泉会相澤病院外科
- 都立駒込病院乳腺外科
- 横浜労災病院乳腺外科
H29.4現在